北信州

2013年6月 3日 (月)

北信の春を訪ねて・・鬼無里 IV

スミレ
北信州の遅い春を訪ねた花追いの旅もそろそろ最終章。
あちらにひとかたまり、こちらにひとかたまりと、ここはスミレも滅法多い。
哀しいかなスミレの種類には、これまた滅法弱い私のこと、どれも同じ様に見えてしまう。実際には、おそらくもっと沢山の種類があったのではないかと思うが、違う種類かなと、見分けの付く範囲のものを撮ってきた。
調べてみて、これではないだろうかと思う名前で掲載してあるので、多分に名前が間違っている可能性があります、間違っていたらご指摘をいただけると、とても嬉しいです。

※スミレに詳しい翼さんから、貴重なアドバイスをいただけました。
一部修正加筆を致しました。
翼さんありがとうございます。

 

オオバキスミレあるいはミヤマキスミレ
最初オオバキスミレと思ったのだが、
葉のつき方からミヤマキスミレかなと?
標高1200m以上のこの地ではミヤマと
付いた方が、なんとなくイメージが合うね。
でも違っているかもしれない。
 
一部オオバキスミレかなと思えるものが
あるようです、原種のオオバキスミレとした
ほうが、良いかもしれません。
次回黄色いスミレに出会えたときには、もっと
しっかり観察します。
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ミヤマスミレ
ちょっと控えめな紫が
印象的なスミレ。
 
これはミヤマスミレで間違いがないようです。

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スミレサイシン

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↑これは別種?花弁が4枚しかないように見える??
葉の形も丸みがあって何か違うような?
 
これもスミレサイシンのようです。 

 

ニョイスミレ(?) ミヤマツボスミレ
ニョイスミレかなと思って撮ったのだが、
葉が丸みを帯びていることと、花の色、
唇弁の紫条線が濃いことから、どうやら
ミヤマツボスミレのようだ。良く観察せずに
撮ってしまったが、もっとしっかり観察して
撮らないといけないですね。
もちろん初見のスミレです。
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旅の後譚
今回の花追いの旅は早朝に自宅を出発、途中のSAで準備してきた朝食を摂ろうと車を降りると、意外に寒い。念のため準備してきたフリースを羽織ろうと車に戻ると、積み込んだはずのバッグが無い!どこを探してもない!ナイナイ!   ガァ~ン!!! 
フリースだけなら薄手のダウンをカメラザックに忍ばせてあるので問題ないが、着替えの下着、洗面具、そして一番の問題がカメラのバッテリーの充電器、これら全てを積み忘れてしまったようだ。
下着や洗面具はコンビニで何とか調達、しかし問題はバッテリーの充電器。ICを出た長野市内でカメラ屋を探し、これこれのバッテリーの充電器はないかと尋ねると、案の定「申し訳ありませんが在庫は無いです」・・・・
う~ん困った、二日間手持ちのバッテリー2本だけではおそらく持たないだろう・・・目の前に素晴らしい花があるのに、バッテリー切れで・・・なんてことになったら、楽しいはずの旅がぶち壊しになってしまう。
でも・・・・天の助けか・・・
「純正充電器は無いですが、使えるかどうか分かりませんが汎用タイプの充電器が1個在庫が有ります」と、店員の声、(まさしく神の助けに聞こえた)。テストしてもらい、何とか使えそうなので、¥2,980はたいて、何とか旅の間をしのぐことが出来た。

今まで長い人生の間で初めての大失敗かもしれない?(ちょっと大袈裟)  
でも、後で考えてみれば(充電器は別として)無ければ、無いで何とかなるものだということが良く分かった。おそらく普段の生活でも、本当に必要とする以外のものに沢山囲まれて生活しているのではないだろうか。
もっと簡素な生活を見直すべきだろうと言う思いを強くした。

 

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2013年6月 2日 (日)

北信の春を訪ねて・・・鬼無里 III

ミズバショウ
ここへ来るまでに、沢山の(キャッチフレーズでは81万本の)ミズバショウを目にしてきたが、どれも盛りを過ぎてしまっていて、シャッターを押そうという気が湧かなかった。
もう今回の花追いの旅もそろそろ終わりに近づこうと言う時になって、やっとなんとか写真として残せるかなと言う株に出会うことが出来た。
この株、湿地から一段上がった草叢の中に、エンレイソウやフキと一緒に咲いていた変わり者である。
ミズバショウで有名なところに行ってきて、ミズバショウを1枚も撮らずに帰ってきた、なんてことにならなくて良かった!

 
やわらかさとぬくもりを放つ苞の白さが、
まるで上質の磁器のようだった。 

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サンカヨウ

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ツルアジサイ
逆光に浮かび上がるツルアジサイの
透明感の有るグリーンが、目と心に
染みた。
 
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エンレイソウ

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イワカガミ
今まで私の地元で見てきたヤマイワカガミや
ナンカイイワカガミと比べて、明らかに葉の
鋸歯の数が多い。イワカガミあるいは   
オオイワカガミだと思うのだが、文献を調べ
ても両者の違いが今ひとつはっきり理解できない。
と言うわけで、どちらなのか確証がない。
 

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2013年6月 1日 (土)

北信の春を訪ねて・・・鬼無里 II

見上げればニリンソウ
道路脇にふと目をやると、白い小さな花が・・・ニリンソウだ。かなり固まって咲いているのでこれは撮っておかねばと、かがみこんで撮影していた。
何の気なしに斜面の上のほうを眺めると!!そこには、山の斜面のかなり上のほうまで白い花が点々と広がっているではないか、斜面を登ってみるとニリンソウそしてキクザキイチゲの群落がず~っと上のほうまで続いていた。

 
 
天上の楽園と言う言葉が脳裏に浮かんでくる
ほど、気持ちの良い場所だった。

Nirinsou_5141_20130523

開いたばかりのニリンソウ、
ガクのピンクがまだ残り、
桃から生まれた桃太郎の
イメージが頭をよぎった。
     

Nirinsou_5136_20130523

画像では分からないが、斜面のずっと上まで、
ニリンソウが続いている。 

Nirinsou_5144_20130523_2

 

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Sinryoku_5150_20130523

見上げればブナの新緑が目に染みる。

ツルアジサイの芽吹いたばかりの緑がとても目に優しい。
こんな光景がどこまでも・・・
命の滴が燦々と降り注いでくるようだ。

Sinryoku_5152_20130523

残雪とフキノトウ
雪解けが進んだ斜面にフキノトウが一株、
私の地元で見かけるフキノトウと比べ、
黄色味がとても強い、まるで雪の白さに
洗われたかのように。
     

Huki_5128_20130523

こちらは綿毛になったフキの花

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2013年5月31日 (金)

北信の春を訪ねて・・・鬼無里 I

鬼無里(きなさ)
その名前を知ったのはもうかれこれ30年ほど前のこと。
その言葉の響きのよさと、鬼の居ぬ里とはどんなところだろうと、一度是非訪ねてみたいと思いながらも、なかなかその機会が無かった。
やっとその思いが果たせたのは、一昨年の秋、そのときは思うように時間がとれず慌しく通り過ぎてしまった。
今回鬼無里に一泊し、遅い春が始まったばかりの奥裾花自然園に春の野草を訪ねることが出来た。事前に手に入れた情報ではミズバショウばかりが取り上げられて、他の野草たちの情報はほとんど無かったが、春まだ浅い山裾にはいろいろな野草が咲き乱れ、素晴らしい世界が広がっていた。

 

Kikuzakiitige_5117_20130523

 

清楚な紫のキクザキイチゲ
私の住む地方にもキクザキイチゲは自生しているが、ほとんどが白花でブルーや紫の花にはお目にかかったことがない。特に紫のキクザキイチゲは今回の花追いの旅の目的の一つでもあった。
やっと念願叶い、今、自分の目の前に、清楚と言う表現がぴったりの淡い紫のキクザキイチゲが、朝の光を浴びて気持ち良さそうに開いている。
足場の悪い斜面ということも忘れて、ただひたすらファインダーの中に心を集中するのでした。

 Kikuzakiitige_5118_20130523

 

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目を転じれば、戸隠連邦をバックに
新緑がとても鮮やかだ。

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ピンクのイカリソウ
見上げる斜面の中腹にピンクに輝くものが、
近づいてみるとピンクが逆光に映えてとても
綺麗なイカリソウだった。

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2013年5月30日 (木)

北信の春を訪ねて・・・戸隠森林植物園 II

オオカメノキ

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Ookamenoki_5072_20130522

 

タチツボスミレ

Tatitubosumire_5074_20130522_2

 

ミヤマカタバミ

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Miyamakatabami__5078_20130522

 

Miyamakatabami__5082_20130522

 

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今宵の宿は「民宿・むろが荘」
数軒ある鬼無里の宿の中で、『昔ながらの民宿』と言うキャッチフレーズに魅かれ迷うことなく決めた宿。そのキャッチフレーズに偽りは無く、優しいじいちゃん、ばあちゃんの二人で切り盛りする宿は、数十年昔の民宿にタイムスリップしたような感覚。
設備などは今風のホテルやペンションには比べるべきもないが、そこには無いぬくもりと、安らぎの時間は、旅行とは違う「旅の宿」と言うものを感じた。食事時も隣の席の(と言っても長机の隣に座り合わせた)、この宿の常連客や、民宿のじいちゃんを交えた楽しい語らいは、久しく忘れていた旅の楽しさを味あわせてくれた。

「むろが荘」の主、じいちゃん、ばあちゃんも相当のお年で、この商いも体への負担が大きいようで、近々廃業を考えられておられる様子。次にこの地を訪れるときには、はたして「むろが荘」がまだあるのかどうか、こういう宿はずっと続けて欲しいけれど、致し方のないことかも・・・・
『むろが荘』 電話:026-256-2150

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2013年5月29日 (水)

北信の春を訪ねて・・・戸隠森林植物園-I

 

次の目的地は、「戸隠森林植物園」
目的地に着くと平日にもかかわらずかなりの車の数、園内は広いので、混雑とまではいえないがそれでも結構な人だ。カメラ・三脚を手にした人も結構いる、しかし巨大なレンズ付きでほとんどバードウォッチャーと思しき人ばかり。ここもミズバショウが売りだろうが、やはり1,2週間時期が遅いようだ。他の花を求めて散策するが、やはり時期的に中途半端な時期のようで、余りめぼしい花には出会えなかった。

 

カタクリ
まだカタクリはかなりの数咲いていたが
どれも盛りを過ぎた姿で、カメラに収める
には躊躇するものばかりだったが、たった
一輪、まだ綺麗な姿で咲いていた。 

Katakuri_5058_20130522

 

タチカメバソウ

Tatikamebasou_5054_20130522

 

Tatikamebasou_5051_20130522

 

Tatikamebasou_5048_20130522

 

フッキソウ

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2013年5月28日 (火)

北信の春を訪ねて・・・大谷地湿原

北信州の春を訪ねて・・・ 平地では、そろそろ初夏の装いが漂い始めた5月の下旬、北信州の遅い春を訪ねて花追いの旅に出かけた。まだところどころに雪が残る早春の山は、芽吹きの季節を迎えたばかりで、新緑の鮮やかさと、吹き渡る気持ちの良い風に包まれて、贅沢な時間を過ごさせてもらった。

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大谷地湿原
先ずは、上信越自動車道・長野ICより戸隠に向かって小一時間、「大谷地(おやち)湿原」へ・・・・ここはミズバショウとリュウキンカで知られている場所だが、予想通りミズバショウには少々遅すぎて、すでに葉が巨大に成長してしまっていた。
事前にNさんより頂いた情報を元に進むと、ニリンソウの見事な群生地に、ここではニリンソウ一つに絞って気持ちの良い時間を過ごす。
この湿原も遷移の途中なのか、かなり乾燥化が進んでしまっているようで、大半が湿原ならぬ葦原になってしまっていた。

 

Nirinsou_5034_20130522

 

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気持ちの良いニリンソウの小路 

Nirinsou_5027_20130522

 

リュウキンカ

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ニオイタチツボスミレ

Nioitatitubosumire_5044_20130522

 

ベニバナイチヤクソウ

湿原を少し離れた場所で見つけたベニバナイチヤクソウ、
まだ蕾の状態であったが、あちらこちらといたるところに
葉が確認できた。一斉に花開く頃には、さぞ素晴らしい
景観になることだろう。
 

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