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2016年7月 3日 (日)

海辺の花

所属する「野の花フォトクラブ」の例会撮影会で伊良湖岬へ行ってきました。
海辺の花は撮り慣れていないので・・・というと言い訳がましくなってしまいますが、この日は「どうまとめたら良いか、どう撮ったら良いのか」ということを自分の中でイメージできないままに、終わってしまいました。帰ってから画像を見直してみても、やっぱり今一つ「何を表現したかったのか、何に心惹かれたのか」ということが、はっきりしない画像ばかりでした。
ですからこれは、これからの反省材料として掲載します。
ご覧いただける方もそのことを踏まえた上でご覧ください。

ハマユウ     浜木綿     ヒガンバナ科

Hamayuu_9470_20160701

【反省点】35mm換算150mmのレンズを使いましたが、海の広がりを表現するためにはもう少し短いレンズで、バックの海をもう少し広い範囲で写し撮った方がよかったのではないかと思う。
絞りは14まで絞ったがもう少し絞り込んだ方がよかったか。

ネコノシタ     猫の舌     キク科

Nekonosita_9479_20160701

【反省点】写そうと思った主役の「ネコノシタ」が弱い、もう少し主の被写体の寄るか、別の場所を考えた方がよかった。それと、ハマゴウの葉が目立ちすぎて、肝心の「ネコノシタ」の葉がどれなのかよく分からないので、やっぱり別の被写体を探した方がよかったのかな。

「ネコノシタ」というちょっと変わった名前は、葉がザラザラしていて触った感触が猫の舌に似ていることからだそうです。猫の舌は触ったことないなぁ。

ハマボッス     浜払子     サクラソウ科

Hamabossu_9485_20160701

【反省点】何とも「撮っただけ」の写真に終わってしまった。
この花のどこに惹かれたのかさっぱり伝わってこない、反省。

ハマボッスというのは、仏具の払子(ボッス)に姿が似ていることからだそうですが、払子というのがどんなものか分からない不信心人ものです。

コオニユリ     小鬼百合     ユリ科

Kooniyuri_9490_20160701

【反省点】海・海岸線をバックに咲くコオニユリを撮りたくて、急な斜面をよじ登ったのに「厳しい場所に咲く」という思いは表現できていない。
手前の別の花の「ボケ」を考えて、絞りを6.3にしたのだが、もっと絞った方が良かったのか?
これでは海だか何だかわからない。

ハマゴウ     浜栲     クマツヅラ科

Hamagou_9500_20160701

【反省点】ハマゴウの群落を狙ったのだけれど、まだ花の咲き具合が寂しかった、もう少し時期をずらし、一面紫に染まるころ撮れれば違った印象になるだろう。

ネジバナ      螺子花     ラン科 

Nejibana_9499_20160701

【反省点】海辺へきて「ネジバナ」をわざわざ撮ることも無かろうかとも思ったが、かなりの密度で咲いていたので撮っては見たが、やっぱり撮っただけか。
自分としては、中央の4本並びのネジバナを強調したかったのだが、弱い。
他にもたくさん咲いていたので、ちょっと欲張りすぎたか。
こうして見直してみて、どうしても「満足感」とか「達成感」とかいう感情が湧いてこないのはなぜだろう?と自分自身で考えてみて、一番の大きな問題はやはり自分の「心」の問題ではないだろうかと思う。
自分自身に「わぁ~綺麗」とか「わぁ~素晴らしい」とかの興奮がない限り、見て下さる方にもそれは絶対に伝わらないことだろうと思う。

それからこれは言い訳になってしまうが、この日(撮影時間は10時過ぎから午後3時頃まで)ほとんどトップライトの状態で、光の変化に乏しかったことも、もう一つの要因かなとも思う。
写真とは「光」を写し撮る事という言葉を改めて思い知らされた。
早朝の逆光を浴びた花たち、夕刻の陽に染まる花たち、ということであれば、おそらくその印象も随分違ったものになるであろう。
撮る時間帯を選ぶのも、印象的な写真を撮るためには欠かせないことだろう。

これらの事を無駄にせず、これからに活かしていこうと思う。

 
 
※画像はクリックしていただくと、大きなサイズでご覧いただけます。※ 

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コメント

構図、背景、シャッター速度に絞り、勿論肝心の被写体も。
考えて、考え抜いて撮ってるのですね。
単に花だけを撮ってる私とは大違いです。
シャッター速度と絞り、レンズを変えられないカメラとは比較できませんけど。(^_^;)
撮る時間帯は確かに影響が大きいですね。
朝と夕、昼間では光の角度や強さ、色も違うでしょうから。
奥が深いですね。

投稿: 季楽 | 2016年7月 3日 (日) 21時41分

季楽さん、こんにちは。
そんなに難しいことを考えて撮っているわけではないですよ。
どちらかと言えば、後で見直してみてこうすれば良かったかな、
という方が多いです。
私はもともと外で遊ぶ方が性に合っており、趣味の延長でアウト
ドア・ショップなどというものを30年ばかりやっていたのですが、
60を過ぎて、お客様をバックカントリーのスキーツアーに連れて
行った時、自分自身の体力の限界を感じ、近場の山歩きに転向しました。
最初は葦毛湿原へ毎週のように通っていたのですが、1週間違うと
咲いている花も、山の緑も違っていることに気付きました。
その変化の様子を記録しようと、メモ帳代わりに写真を撮り始めたのが
そもそも写真のきっかけです。そうしているうちに「この花は何という
名前なんだろう?」「これは?」「こっちのは?」といった疑問が次から
次に湧いてきて、植物の世界にだんだん引き込まれていった次第です。
写真も撮り出すと、分からない言葉、初めて聞く言葉が、次から次へと出
てきて、写真そのものの面白さにも目覚めて行ってしまいました。
ということで写真歴としては、まだ10年ほどにしかなりませんが、とても
良いものに出会ったと思っています。
自分がいつも心がけているのは「植物たちの命」というものを、写真として
表現したいと思っているのですが、この本文の写真を撮った日は、その一番
大事にしなければと思っていることを、どうも忘れてしまっていたようです。
それを気付かせていただいたのは、季楽さんのコメントです。
どうしたら良いのだろうと、少々沈んでいたのですが、どうやら気を取り直して
新たに取り組んでいく事が出来そうです、ありがとうございました、感謝しています。
(少々長いお返事なってしましましたが、ご容赦ください)

投稿: イナ | 2016年7月 4日 (月) 11時19分

アウトドアショップをやっていたのですね。
バックカントリーのスキーツアーもやられていたとか。
遥か昔にスキーはしましたが、バックカントリーはやった事が有りません。

忘れた事を思い出すようなコメントをしましたかね?
そんな気の利いた事は書いてないような・・・。(^_^;)

投稿: 季楽 | 2016年7月 5日 (火) 00時17分

季楽さんこんにちは。
忘れていた大切なことを思い出させてくれましたよ!
自分が、なぜ植物に興味を持ったのか、写真になぜ興味を
持ったのか、そのことを考えるうちに大事なことを忘れて
いたことに気が付きました。感謝しています。

投稿: イナ | 2016年7月 5日 (火) 11時40分

はじめまして
初めてコメントさせていただきます。
野の花の写真を撮るのが好きでここにたどり着きました。
先日もサギソウを撮りに葦毛湿原へ出かけました。
僕は子どものころから図鑑を観るのが大好きでした。
写真を始めたのは花や虫の姿を残したいという思いから始めたので
作品としての写真は意識しないで撮っています。
写真仲間の友人には「絵葉書」や「広告」みたいと言われますが
自分が思うままに撮っています。
でもそれで自分が納得するので良いのかなって思います。
(最近はちょっと作品を意識したりしますが・・・)
僕は葦毛とか県民の森へ出かけていますが、花の写真を撮られている方がおられると心強く思います。
長々と失礼いたしました。

投稿: ひろろ | 2016年8月20日 (土) 05時50分

ひろろさん、ご訪問ありがとうございます。
東三河にお住いのようですから、もうどこかで
お会いしているかもしれませんね。
私も植物に興味を持ったきっかけが葦毛湿原湿原
周辺の山歩きからでして、最初はその記録のために
写真を始めました。
葦毛湿原や県民の森へよくお出かけとのことですので、
そのうちきっとどこかで、お会いできると楽しみにしています。
私は、ひろろさんより一回りばかり早く生まれた爺です(^^ゞ
大したものが入っているわけではないのに、でかいカメラザック
(緑色)を背負っていますので、目印になるかと思います。
そんな爺を見つけたら声をかけてください。

投稿: イナ | 2016年8月20日 (土) 14時34分

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