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2016年4月19日 (火)

レンゲ畑に春が来た

ゲンゲ     紫雲英     マメ科

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春霞にけむる眠たげな山々に囲まれて、レンゲ畑がピンクに染まっていました。
「いいなぁ」、こんな風景の中にると、とても気持ちが穏やかになっていきます。
昔は、春になればどこにでもあった、こんな風景も最近ではすっかり減ってしまい、今では珍しくなってしまったレンゲ畑。
幼いころ、レンゲ畑で野球に興じ、疲れるとそのままレンゲ畑に寝っ転がって春の空を眺めた思い出が、急に心に浮かんできました。「空はでっかいなぁ~ あの雲はどこへ行くんだろう・・・」懐かしいですね。
レンゲに囲まれて、あっちへうろうろ、こっちへうろうろしていると、「ウォ~~ン」と何かの音が・・・よく耳を澄ませてみると、どうやらハナバチたちが一生懸命「蜜」やら「花粉」を集めて飛び回っている音のようでした。
昆虫たちにも嬉しい季節がやってきているようです。

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田植え前の田にレンゲを育てることは、なにも人間の目を楽しませるためではなく、マメ科(レンゲ=標準和名は”ゲンゲ”)の植物たちの根にできる根粒に蓄えられた窒素分を、稲の生育に利用するためですが、菌類・植物・昆虫そして動物の世界が循環してこの地球を一つの生き物としてうまく循環していた時代。
でも、そんなことはめんどくさくて、まどろっこしくて、やっていられないから、合成肥料に頼る農業の形になってしまった現代。
私たちがこのままの暮らしを続けていると、レンゲ一つの事だけにとどまらず、やがて「腐海の海」(宮崎駿のアニメ映画『風の谷のナウシカ』より)の植物が出す毒(瘴気)に苦しまされる時代が来るような気がしてならない。
そういう地球にしてしまうのか、それとも明るく未来のある地球として、次の世代に引き渡していく事が出来るのか、すべては今を生きる私たちの思い一つだと思います。

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コメント

いいですね、ホッとする風景です。
最近、こちらではこういう光景はなかなか見られなくなりました。
里山の風景にレンゲ(ゲンゲ)は欠かせませんね。

投稿: 翼 | 2016年4月19日 (火) 10時27分

翼さん、こんにちは。
私の住む地域でも、ピンクに染まった風景
というのは、すっかり少なくなってしまいました。
昔は、春先どこでもこんなだったろうなと思います。
翼さんもレンゲ畑で遊びまわった年代でしょうね。

投稿: イナ | 2016年4月19日 (火) 12時46分

はじめまして

あまり見かけなくなったレンゲ畑、懐かしいですね。
花をつなぎ合わせて首飾りを作って遊んだり、花束にしてかざったり。幼き日の光景が浮かんできます。

5~6年前、実家の近くを散策していたら白いレンゲソウが休耕田にポツリポツリ咲いていて驚いたことがありました。昨年行った時はもう一輪もなくて。ネットで調べると結構皆さん見かけているみたいです。なぜ、白花になったのかわかりませんが。

投稿: mizune-tomo | 2016年4月19日 (火) 21時07分

mizune-tomo さん、ご訪問ありがとうございます。
やっぱりレンゲ畑に、幼い頃の想いでを思い出して
いただけましたか。
ひと時、昔に還っていただけたことができ嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。

投稿: イナ | 2016年4月20日 (水) 18時23分

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