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2015年12月23日 (水)

植物の不思議な生き方

面白くて、為になる1冊の本に出合いました。
「植物の不思議な生き方」(稲垣栄洋著・朝日文庫)

与えられた環境でじっと我慢の生き方をしているように見える植物も、その命を永らえていくために、外敵(動物、鳥、昆虫、細菌、バクテリア・・・など)と騙し騙されの攻防戦を繰り広げ、そして種の散布のためにいろいろな動物、鳥、昆虫・・・など(もちろん人も含まれる)を巧みに利用するよう、進化の歴史を持っているということは驚くべきことでした。
その進化のスピードは私たち普通の人間が考えるより、はるかに長い時間をかけてのことだそうですが・・・千年、万年、億年と桁がまるで違っているようです。
わずか数十年の間に、この地球をとても住みにくくしてしまった人間ももっと長いスパンで物事を考えるようにしなければと思います。

先日のツルウメモドキの記事でもちょっと触れたのですが、「植物の実はなんで熟れてくると赤くなる」のだろうと前々から不思議に思っていました。
赤色、橙色、桃色、紫色などの赤系統の色は、鳥たちが最も認識しやすい色なんだそうですね。
熟す前の緑色は、まだ種も未熟でここで食べられたら困るから、まだ苦いよ、まだまずいよ、もうちょっとお待ちというサインだそうです。
な~るほど、それで熟れてくると赤くなるのかと納得しました。

まだ読みかけですが、他にも「そうか、なるほど」という内容が一杯で、とても面白くて、気づかされることが多い本です。

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コメント

植物だけでなく、この地球上の全ての生き物は長い時を重ね現在に至っています。
ただ一つの例外を除いて。
それは人間です、あらゆる生き物の数百、数千、数万分の一で現在の人類に。
更に数億、数十億分の一の時間でこの地球を破壊しようとしています。
それにしても植物は凄いですね。
目も耳も話す事も出来ないのに、なぜ赤を鳥が好むと解るのでしょう。
そしてどうすれば自ら赤くなれるのか?
本当に不思議です。

投稿: 季楽 | 2015年12月23日 (水) 22時42分

季楽さん、こんばんは。
人類というのは、この地球上にいたほうが良いのか、
いないほうが良いのか、時々不安になります。

人間の目で他の植物や動物を見てしまうのが、間違って
いるような気もします。彼らの考えていること、やって
いることを理解できないだけかもしれませんね。
植物や動物の心がわかったら、素晴らしいだろうな、
なんて空想をします。

投稿: イナ | 2015年12月24日 (木) 20時03分

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