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2015年8月 6日 (木)

暑い夏

暑くて重い夏です。

70年前の夏八月は(私がこの世に生を得て3ヶ月)、日本は敗戦への流れが止めようの無いところまで行き着き、帝国陸軍の軍国主義の崩壊が目前に迫っていたとき。
もちろん生まれたばかりの私は、そんな世の中の動きなど知る由もありませんでした。

それから70年、戦争の無い平和な日本に育って、この夏ほど、戦争とは何なのか、太平洋戦争といわれる先の戦争は何であったのか、真剣に考えたことはありませんでした。

そして70年後の今年、今年ほど夏が暑く、重たいと感じたことはありませんでした。
その原因は、「安全保障関連法案」
首相はこの法案を「平和法案」と読み替えようとしているようですが、この日本を「戦争の出来るようにする法案」が何故「平和法案」なのでしょうか?
このことだけを取り上げてみても、国民・国民の命をあまりにも軽々しく捉えている証拠ではないかと思います。

1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

ご存知のように、憲法第9条の条文です。
憲法というものは、その国の国民が規範とするべきものであると私は考えます。
時代が変わったからとか、その規範が現在の世界情勢にそぐわなくなったからと、憲法そのものを改正するのではなく、今まで永い間守られてきた規範とするべき憲法の解釈を、一内閣の一存で変えることなど到底許されるべきことではないと思います。

もし憲法を変えるのであれば、そのことを選挙を通じて国民にその信を堂々と問い、憲法を改正する道を選ぶべきだと考えます。

国会審議の中で、ころころと変わる「安全保障関連法案」の意義や運用手続きの問題、政権内部から飛び出す、「国民軽視」「報道の自由の問題」等々、いったい今の政府は何を考えているのだろうと不信と不安が高まり、呆れ果てる思いです。

8月5日付中日新聞の朝刊に、京大の歴史研究者の記事があり、その中に「自由と平和のための京大有志の会」声明が掲載されていました。
まったくその通りだと思います。

Senso2


(この記事の転載について「自由と平和のための京大有志の会」・「中日新聞社」の許可を得ず掲載しています、問題がある場合は削除いたします)

「国破れて山河あり」というようなことになら無い為に、これからの若い世代に苦労を押し付けることの無いように、今を生きる私たちがこの法案が本当に必要なものかどうか、しっかり考えるときだと思います。

そして考えた結果を、形としてあらわすべきではないかと思います。
表面に現れている意見にも耳を貸そうとしない政府、おそらく表立った声の少ないことをいいことにして、大多数の国民は法案に賛成と勝手に思い込んでいるのではないでしょうか。・・・なめられてはいけない。

少なくとも私は、成立させてはいけない法案だと考えます。
法案に反対の意思をお持ちの方は、是非それを形として表しましょう。

ブログのタイトルとは、そぐわないことを書いてしまいました。しかし野の花をめでることが出来るのも、平和な時代だからこそと思います。


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コメント

全くその通り。
なぜ堂々と改憲手続きを踏まないのか、負けるからに他なりません。
「丁寧に説明する」と繰り返してますが、これも順序が逆です。
法案を通してから説明するのではなく、説明してから法案でしょう。
言ってる事、やってる事が出鱈目です。

投稿: 季楽 | 2015年8月 7日 (金) 00時02分

季楽さん、こんばんは。
同じような気持ちでおられる方がみえて
安心しました。
これからも出来る限り、思いを形にしていきましょう。

投稿: イナ | 2015年8月 7日 (金) 21時05分

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