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2013年7月 5日 (金)

ネムノキ

Nemunoki_5592_20130703

「昼は咲き、夜は恋ひ寝る、合歓木の花、君のみ見めや、戯奴さへに見よ」(万葉集・ 紀女郎)

万葉の人々は、なんと己の気持ちに素直だったことか・・・
こんなロマンチックな想い出はないけれども

ネムノキ(合歓木)
合歓木・・・なんとも素敵な名です、そして意味深。

和名の由来は小葉が夜間は閉じる睡眠現象を示すことからだそうです。
子供の頃ねむの木の葉を採って、ズボンのポケットに入れて遊んだことを思い出す。ポケットの中で暗くなり、夜が来たかと勘違いして葉が閉じるのを見て、面白がったものだ。
その当時は今のように玩具があり溢れている時代と違い、野山で目にするもの、身の回りにあるものに、ちょっとした工夫を加えて何でもかでも、おもちゃとして楽しんでしまったものだ。
果たして物が溢れかえっている今の時代と、どちらが子供にとっては幸せなのだろうか。
無いことを憂いる事より(といっても昔はそれが当たり前の事で、別になんとも思わなかったが)あるものに、ちょっと工夫を加えて、楽しむことができる方が、人間にとっては楽しみがより深いのではないかと思う。
マニュアルが無かったり、人に指図されないと動けない、あるいは予想外の事柄に直面するとすぐにパニックに陥ってしまう若者が多いと聞くと、ついこんなことを考えてしまう。
いや、若い世代だけでなく立派な大人でも最近はこういう傾向の人が増えてきていると感じる。・・・と、ついこんなことを考えてしまうのは、自分がそれだけ年取ってしまったということか。

Nemunoki_5595_20130703

 

 
 
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コメント

空梅雨ぎみと思いきやここにきてようやく梅雨らしくなりました。
じめじめ蒸し蒸しが来れば来たでうっとうしい人間は誠に自己中心我がまま勝手angry
合歓の木の花が咲く梅雨空~今度は夏空が恋しくなりました。sunempty

投稿: 森カフェ | 2013年7月 5日 (金) 20時45分

森カフェさん、こんばんは。
今日は蒸し暑かったですね、熱中症の人が
全国で続出とか、先ほどもニュースが流れていました。
万葉の人のように「一緒に合歓の花を見ましょうよ」
な~んて余裕は、現代人にはなさそうですね。
暮らしが便利になればなるほど、耐える力が失われて
行くような気がします。

投稿: イナ | 2013年7月 5日 (金) 21時55分

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